十千しゃなお 電子書籍 オススメ

電子書籍。その中でも素人さんの作品を紹介するサイト。だったはずが最近は全く紹介出来ていないサイト

2013年01月

立て込むと困りますねしかし。立て篭もり。引きこもっていたので久しぶりの更新に……引きこもってたならむしろ出来たはず?

今回は
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眉山葉子さんの最後の抱擁を紹介。
年老いた夫婦の哀愁漂う生活書かれているこの本、初めて読んで時に「どこか生々しい重みがあるなぁ」と思い調べてみると、眉山葉子さんはなんと74歳!(別人じゃなければ)
びっくりしました、ほんと。74歳で電子書籍出版、いろいろな人がいるものだなぁと思わされました。別に作家なんてものに年齢制限はないですが、電子書籍ですからパソコンをある程度使えなくてはなりません。自分が同じ年代の人だったらきっと無理だろうなぁと。でも今のご老人て意外とハイカラなのかもしれません。
そんな眉山さんの文章は落ち着いていながらも若々しさが失われていないフレッシュなものでした。定年離婚が問題な昨今、こんな愛のある老夫婦に憧れを抱くのは当然ではないでしょうか。

十千しゃなお的に眉山葉子さんの「最後の抱擁はしんみり溶けてほんのり暖かい度星5つです!  なんかもうキャッチコピーっぽい。

何で政治学科の授業なのに生物の成り立ちについてレポートを書かねばならないのか、ほんと。
三枚ならまぁ……四枚だと……でもレポートは元ネタがしっかりあるからアイデアをケツから捻り出す必要がないのでわりかし楽かもしれません。
完成するのはケツを拭く紙にすらならない代物ですが。

今回は
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月野桜亀さんの墓守~ShadowGuardian~です。
ファンタジーです。と言ってもバトルが中心。もともとページ数が少ないからそう感じるだけなのかもしれませんがバトル八割といった印象を受けます。
戦闘に重きを置いているのは戦闘が気にいっているからなのか定かではありませんが、その戦闘描写にはこだわりを感じました。
なので物語が読みたい!という人よりも戦闘!って人に受けがいいでしょうね。
表紙は好きです、シンプルでスタイリッシュ。ShadowGuardianという副題にも合っていると思います。
バトル!バトル!バトル!って感じの作品でした。

というわけで月野桜亀さんの「墓守~ShadowGuardian~」は 月野……おうき?おうか?……なんて読むんだろう度星5つです! ちなみに自分はトウセンではなくトーセンだったり。

試験を受けに行ったのに試験は受けられなかった……なんて無駄な時間を……。
そんな傷心してるときに今回の本は響いたかなぁと思ったりしない気もなくもない。

今回は
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城口千純さんのそんなとき、喫茶店…… を勝手に紹介。
ハートフルです。トレンディです。オシャレです。簡単に言うと空気感を味わう作品です。
主人公である喫茶店のママを中心にお客さんとのふれあいやふれあいなどがオシャレに書かれています。
今日マチ子さんの『みかこさん』に似た雰囲気ですね。女性に人気が出そうです。男性の方で特に鬱屈した精神のお持ちの方だと「だからなんなんだよ!」ってなるやもしれませんが。
短編集は面白い系が多くて、こういう癒し系は電子書籍だと初めて読みましたけど、悪く、ないです、ね。

そんなわけで城口千純さんの「そんなとき、喫茶店……」はハートフルママ度星5つです! ブレンディでも飲みましょうかね。お湯沸かすの面倒だけど。

今度煉獄庭園さんの煉獄ZOOMというネットラジオに出させていただく予定です。
まだ先のことなので漠然としてはいますが、自分が思う素人電子書籍界の現状・問題とかを話したり、素人さんの電子書籍っていう世界があるんだよーってことを話したいなぁと思っていたり。
それにあわせて無料キャンペーンとかやったらステキやんと思う今日この頃のゴロゴロ~。

さて今回は
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朝野十時さんの歌う惑星を紹介させていただきます。
まず表紙。字のフォントと色がなんかエロい。よくわからないけどエロさを感じます。
お話としましては本格的なSFの世界観でミステリーをやってみようという作品で、作者はSFが好きなんだなーと思わせる文章になっていました。
まぁSF好きには事細かな設定というのが大事なのかもしれませんが、普段SFを読まない人だと頭がごちゃごちゃになっちゃうかなぁとも思いましたが、それもSF。まずSFを読まない人は電子辞書を片手に。
主人公が何故犯人を特定する事が出来たのか、そこが少し弱い気もしますが、それ以外は重厚って感じで、三万字という文字数以上にボリュームを感じました。

十千しゃなお的に朝野十時さんの「歌う惑星」は表紙がなんかエロい度星5つです! ほんと不思議!

毎日電子書籍を紹介できていただけに二日もできないとちょっと違和感。
最近は短い作品ばかり紹介していますが、別に長いものを買っていないわけではありません。
ただ私はいろいろな本を同時に読むタイプなので短い方が先に終わるだけだったり。
そんなわけで今回も短い話。

今回は
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ドイツメルヘン海岸さんの二重らせん2013です。
ずばり続きが気になる作品でした。これまでにも何人かの作品を勝手に紹介させていただきましたが、ほとんどの作品は読み終わった後にそれ単体で物語としての感想が浮かんだのですが、この作品については「続きあるのかなぁ?」しか思い浮かびませんでした。
主人公長尾の視点で語られていく文章には透き通るような瑞々しさがあり、一人称の物語でありがちなクドさというものはほとんど感じません。
この作品の一番の特徴は、作中の知識に裏づけがありそうってことですかね。調べ物をしっかりしているのか、あるいは自身の経験に基づいているのか。いずれにせよ作者が創作に真摯な態度で臨んでいるのだと思わせてくれました。
続きが気になるとは言いましたが、別にこの作品単体でまとまっていないということではなく、続けようと思えば続けられるだろうし、純粋に続きが読んでみたいということです。

十千しゃなお的にドイツメルヘン海岸さんの「二重らせん2013」は続編希望度星5つです! 今回それしか言ってないなぁ

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