十千しゃなお 電子書籍 オススメ

電子書籍。その中でも素人さんの作品を紹介するサイト。だったはずが最近は全く紹介出来ていないサイト

2013年04月

なんか最近無料キャンペーンやら値下げキャンペーンやらを行って成功したというKDP作家さんのつぶやきをチラホラ見かけます。それを見るとちょっと嬉しくなりますね。やっぱり熱があった方がいいですから、発展していくこの世界。でも、ほんとお客様の数が増えたなーって思います。だって無料ダウンロード1000近くとか行ってる人もいるらしいですよ? 十千が『落語り帳』の無料キャンペーンで小説・文芸部門(だったはず)の無料ランキング一位だった時は500行かないくらいでしたから、その時の倍はいそうですね軽く。
こういう成功しているつぶやきを見ると「うおおおおお俺も無料キャンペーンしよおおおおお」ってなるんですが、実際に『落語り帳~二つ目~』を無料キャンペーンしようと思ったんですが、それは止めました。だって目的が変わっちゃいますもん。結果として沢山の人に気づいてもらえるかもしれませんが、目的がチヤホヤされたいみたいな感じにすり替わってる。無料キャンペーンは広告費みたいなものだと思ってるのであまり感情に任せて使いたくはないかなぁなんて。もちろん使い方は人それぞれ千差万別でどれも間違っているわけではなく正しいと思うので感情に任せて無料キャンペーン開始ボタンを擦る人もありかなって思います。

無料キャンペーンの使い方についてこのブログで色々考えを書いたりしてましたが、ようやく自分のやり方が見つかったので紹介。
明日バイトの間にアップロードするから、水曜日かな?に『すすめ!外道院三姉妹』という新作を出すのですがこちらは即行で無料キャンペーンを二日間行います。「は? 無料キャンペーンやらねぇんじゃねぇのかよ」と思っていただいたあなた!過去に記事を読んでくれていたのですねありがとうございます。なんとなくなキャンペーンに懐疑的なだけだから。
こちらで何故無料キャンペーンをするのかというと単純です。シリーズものの一巻だから。過去にも言いました(たぶんきっと)、シリーズものの一巻は無料にするって。一巻はサンプルだと割り切って考えます。
今、十千が書いているシリーズものは二つ。『自殺喫茶シリーズ』と『外道院シリーズ』。『落語り帳シリーズ』はちょっとお休みする予定なので除外。この二つのシリーズの一巻は毎月のように無料キャンペーンします。無料期間は三か月で五日間なので二・一・二のリズムで、片方が二の時は片方が一みたいな感じで。そして二の時はそのシリーズの新刊を出します。
「おいおい、そんなスケジュール組んで大丈夫かよ。どうせ落とすんじゃねぇの?」と思ったあなた!十千も絶対に落とさないとは言えません。けれど、本気でやるんだとしたらリスクは絶対に背負わないとだめだと思うんです。
気づいてもらうこと。これが十千の思う無料キャンペーンの目的です。でも気づいてもらうだけで先に繋がるのって聞かれるとNOだと思うんです。その時は無料で落として面白いなって思ってくれても、次作品を出した時に気づいてくれるとは限りませんから。
だから、気づいてもらうことの次、覚えてもらうことについて考えてみたんです。どうしたら覚えてもらえるか?作品の内容が面白ければそんな苦心は必要ないかもしれませんね。ところが十千は異国の辞書を初見で読んだ方が読みやすいくらいなダメダメ。苦心しないとね、なおちゃん!!
で、まぁ、色々考えてみたんですが、覚えてもらうには継続かなぁって思いました。継続して話題を持続させた方が絶対覚えてもらえますって!
例えるならあれですよ、偶然出会って一回だけ話したイケメンと毎日顔を合わせるブサメンだったらどっちの方が名前とか覚えてもらえるかってことですよ!うーん……イケメンかな!!!……で、でも、ほら、あ、あれだよあれ、ブサメンとブサメンだったら毎日顔を合わせるブサメンだからさきっと(泣)

個人的にはこの一巻サンプル化商法、上下巻つまり全二巻とかでやるべきだと思うんですよ。読者さん買いやすいしね。でも十千がイマイチ上下巻の切り方がわからないのでシリーズものでやることにしました。なるべく短いシリーズでね。長いとお客さん買いにくいしね。
これがダメだったら新しい方法を考えるだけ。試行錯誤するだけっすよ。

本日は色んな方にアドバイスをもらいました。電子書籍制作のノウハウを。なんかもう、申し訳ないですね。本当にありがとうございました。
十千の物の知らなさを露呈してしまった一日でしたが、とてもいい機会だったと思います。ずっと何も知らないままよりは遥かにいい。これからはちゃんとノウハウの話題に敏感にならなくては!

今日もついったー見てたら面白い話題があったので自分の思うことを。最近こういうのばっか。でも取り上げるのは電子書籍の話題ばかりだからちょっとまじめっぽい。やったねなおちゃん!

一つ目。何人かの方が話してたんですが無料キャンペーンのイベント化ですね。今無料キャンペーンはそれぞれ作家さんが各々のタイミングでやっていますが何人かで一緒にやってみたらどうだろうとか、ただ一緒にやるだけでなくダウンロード数で勝負したらどうだろうとか、色々面白い話が出てました。
個人的には大賛成です。というか確かブログの最初の方からずっとそのようなことを言っていた気がする。何故賛成かというと単純です。個々人で無料キャンペーンをやるよりも複数人でイベント化してやった方が話題になりやすいからです。お客様に気づいてもらえるか否か、これってかなり大きな問題。ドカンと当たる無料キャンペーンもあれば、いつのまにかひっそりと終る無料キャンペーンもある。その差は何か? もちろん面白さっていう違いもあると思います。でもそれよりもまず一番に気づいていないってあると思うんです。きんどるどうでしょうさんの様な電子書籍を紹介しているサイトさん達に取り上げてもらえた場合とただ無料キャンペーンをやった場合では気づきやすさが違いますから。無料キャンペーンをイベント化することが出来れば気づいてもらえる!とは言いませんが、気づいてもらえる可能性ってあがりますよね。
勝負的な要素を絡めるんならダウンロード数よりもレビュー関係の方がいいかなぁって思います。一緒に無料キャンペーンをやるとダウンロード数は割と似た様な数になっちゃうんじゃないかなって思うんで(タダだからついでにみたいな)。レビューなんて面倒だから読者さん書かねぇよって思われた方結構いるんじゃないでしょうか? でもだからこそKDP読者さんにレビューを書くっていうことがどういう感じなのかって経験してもらういい機会になると思うんです。レビューってもらうとすごい嬉しくて悔しくて、KDP作家さんが一番欲してるものなんじゃないかなって思いますし、個人的にはレビューは編集者的な意味合いもあるのかなって(まぁ編集者さんと違ってレビューによるアドバイスは作品が売り出されてからになりますが)。KDP作家を育てるのが読者のレビューなら、読者がレビューを書くような環境を育てるんはKDP作家だと思うんです。

二つ目。著者団体的なもの。これはどんな話だったかちょっとど忘れ。でもそういう団体も面白いかなって思います。反対ではないです。だって個人でやるより徒党を組んだ方が気づいてもらえそうじゃないですか。新刊の発売をついったーでつぶやくにしても範囲は大きくなるし。
十千がちょっと思う著者団体ってこんなの。
①メンバーが新刊出したーとか無料キャンペーンやってるよーとか宣伝してたらりついーととかしてあげる(絶対ではなく気づいたら)
②メンバーの作品を読んだらレビューを書いてあげる(褒める必要はない)
③さっきの続きだけど何人かで一緒に無料キャンペーンやったり。
④必要以上に馴れ合わない。
こんなゆるーい感じで。特に大事だと思うのが④。あんまり団体での馴れ合いが過ぎると新しい人が入りづらくなりますし、外からの目ってのがよくないです。合同無料キャンペーンについても必要以上の馴れ合いはよくないです。だって読者には作者同士の馴れ合いなんて関係ねーですもん。だからついったーでふぉろーし合ってりついーとするくらいの関係がいいのかなって。団体のサイトくらいはあってもいいかな。メンバーと作品が軽く紹介してある程度の。会誌?んー、面白そうだけど負担にならない程度の頻度が望ましいんじゃないでしょうか。

あ、個人個人で馴れ合うのは別にいいと思います。どうぞご自由に。ただ団体として馴れ合うのはねって話。

二日連続で書くなんて何時以来だろう。まぁ継続はいいこといいこと。何かちらっと見たらいつもよりブログのアクセス多くてあせったった。やったねなおちゃん!ついったーでもブログを読んで意見を書いてくれてる人とかチラホラいて血涙。
そんな中、ちょっとかなり嬉しいことが。昨日、本が思ったより売れてない原因を4つ書き出しました。
①サンプルを読んで面白くないから買わないという可能性。
②とりあえず前作買ったけどおもしろくなかったので今作は当然スルーという可能性。
③前作は無料キャンペーンだったけど今作は有料だからという可能性。
④ホームページ作ると言っているのになかなか作らないから天罰的な可能性。
の4つですね。
ある方が自分は②と意見をハッキリ述べてくれたんです。しかも完全新作or自殺喫茶の続きなら買うかもって書いてくれて。
売れ行きなどを見て落語り帳の方が自殺喫茶より受け入れられていると思っていたので(読みにくいしね)とても驚きな意見。実は十千も自殺喫茶の方が愛着がある(完全に自分のだから)のでとても喜ばしかったのですが、同時に何故この方は自殺喫茶の方がいいと思ってくれたかとても気になったのですよ。だってその違いが②という結果になったのですから、次への大大大ヒントなわけですよ!
その方に尋ねてみたところ落語の方はキャラに魅力を感じなかったそうなんですが、この意見がクリティカルヒット。十千自身気にしていたところなんです。その方が魅力を感じなかった理由とは別かもしれませんが2つ思うところがあります。1つはキャラの掘り下げのなさ。1つはキャラというよりツッコミとボケのマシーンになってしまっている感。掘り下げがないからマシーンになってしまっているのかもしれませんが、単純に亜美と楓というキャラじゃなくても、誰でも成り立つ話になっている。こういう悩みがあったりなかったり。
自分でもキャラに魅力ないのかなぁと思っていたので嬉しい嬉しすぎる指摘でした。最近自分が何をしたいのかよくわかっていなかったので気合がはいったというか。
でも『落語り帳~二つ目~』では若干キャラの掘り下げあるよ!ほんとだよ!

昨日色々書きましたが十千は儲けたくないわけではありません。かといって儲けたくないわけでもありません。沢山の人に読んで欲しいのも本当で、面白いと言って欲しいのも本当で。お話を書いているだけで幸せというのも嘘ではなく。ただ最近ふと思い悩んでいたのです。目的は何なのかなって。
読んだ人に笑顔になって欲しいみたいな博愛はない。面白いと言われる為に書いているのでもない。ただ書きたいから書くだけ。でも何を書きたいから書くのかなって思った時に浮かんだのは箱庭のことでした。
十千には箱庭の世界があるんです。ずっと昔から。妄想は全てその世界で起こること。
無題fffff













こんな感じで気持ち悪い箱庭が設定だけで100ページ近くあります。一部の作品を除き十千が書いた作品は全てこの箱庭での出来事。箱庭は今でも大きくなり続けています。

目的は何なのかなって考えた時、ふと思ったんです。この箱庭が終わった後どうなるのかなって。何か新しいことが書けるのかな書けないのかなって。
なんだかんだで探究心の塊な十千しゃなお!気になったものは見て聞いて体験したいお年頃なのです。
と、言うわけで今のところ箱庭の全てを出し切るのが十千の書く目的!……でもこの箱庭、ファンタジーも学園ものもループものもハードボイルド系もSFも全てを妄想出来るように作り上げたから広すぎるんですよねー。寿命との勝負やね。

あ、そうそう。多分今週中に新しい電子書籍出ます。完全新作です。無料キャンペーンもする予定です。
っていうと「は? こいつ昨日と矛盾してるぜ?」と思われるかも知れませんが、そう言われたらどうしようもない;;
昨日の十千の意見を見て改めて無料キャンペーン有効な使い方を考えた結果がこの矛盾?なので。
ちょっとねー、面白い使い方考えたんだってば!
とりあえず一貫した意見としてはシリーズものは一巻以外無料キャンペーンしません。

先週『落語り帳~二つ目~』という電子書籍を出しました。ありがとうございます。やったね!
ところが現在こちらの作品、前作の50分の1も売れてません!やってないね!
これの原因を考えてみた。
①サンプルを読んで面白くないから買わないという可能性。
②とりあえず前作買ったけどおもしろくなかったので今作は当然スルーという可能性。
③前作は無料キャンペーンだったけど今作は有料だからという可能性。
④ホームページ作ると言っているのになかなか作らないから天罰的な可能性。
こんな感じ。①②が原因だったら大丈夫。次からもっと面白いものを書こうと頑張れるから。④だったとしたらいい加減ちゃんとしないといけない。冗談じゃなくちゃんとした発信出来る場っていうのは重要だから。
③が原因だとしたら。これが原因なら十千が出来ることはないので大問題です。

今から無料キャンペーンを使うことは出来ます。そうすればまた沢山の人に読んでもらえるかもしれません。でもそれでいいの?
沢山の人に読んでいただけるのは嬉しいです。とっても。すごく。だけど無料だから選ばれた的なのは複雑な気分になります。プロの作家さんにしろKDP作家さんにしろなんだかんだ自己顕示欲の塊というか、この作者の作品だから買ったとか、面白いから買ったとかそういうものを求めていると思うんです。十千にも少なからずその気持ちはあります。

それに無料キャンペーンばかりするのもKDP業界全体として悪影響な気がするんですよね。無料でしか買わないお客様を育ててしまうというか。それって夢がなさ過ぎる世界。99円とかの最低値固定もそうかな。
多分今KDP本を一般電子書籍と同じ値段で売ったら「は? こんな素人のもん買わないし」ってなると思うんです大概。でもそれっておかしいと思うんです。本の質=値段じゃないんですかね。面白い本にはそれ相応の値段がついててもおかしくないというか普通だと思うんです。まぁこれは出版社という信頼が関わってくるので難しい問題だと思いますが。
要するに正当な評価を受けることの出来ない歪な環境になっちゃう可能性もあるんじゃないかなって。無料とか99円が悪いんじゃなくて、頭空っぽにして無料や99円固定にするのはどうかなって。そんな会話がついったーのたいむらいんにもあった気がする。

こう書くとお客様からは「は? 無料で読んで何が悪いんだよメーン?」って思われそうだし他のKDP作家さんからは「は? 何しようが私の勝手じゃん。無料で沢山の人に読んでもらってなにが悪いっス?」って思われそう。だけどそれでいいんだと思います。まだ始まったばかりのこの界隈。色んな意見があって当たり前。ぶつかりあった末にあるべき形が見えてくると思うので。

ちなみに十千は超小心者なので儲けたいとか正当な評価を受けたいってスタンスではなくて、正当な評価を受けるべき人の邪魔をしたくないってスタンスです。書きたいから書いてるだけなので。

でも名前売ったりするのは無料キャンペーンでばら撒くのが一番なんだろうね。そこから信者を獲て有料にってのがシンデレラストーリー?うーん。無料から有料に切り替えるって結構大変だと思うなぁ。安いから高いより、無料から有料のほうが大変そう。
自殺喫茶がまた無料キャンペーン出来るのかな?どうしよ。

お久しぶりな感じです。ホームページを作っていると言って早二ヶ月くらい、十千しゃなおです。
骨組みは出来てるんですほんとまじで。素材作りが進まないというか……。
というわけで、今回の記事もホームページが出来たって話ではありません!やったね!

今回は新作のご案内です。最近本の紹介出来てないなぁ。紹介書いてはいるんだけど。
さて、じゃ、今回は宣伝ぽい感じの宣伝を。

2013年4月4日!

面倒見のいい面倒くさがり・亜美と!

あほっぽくてあかるいあほ・の!

女子高生落語コンビが帰ってくる!

『落語り帳~二つ目~』
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て、感じです。ちょっとこのノリ疲れる。
この作品は『落語り帳』続編となります。が、前作を読んでなくても大体わかります。ストーリーなんてほぼないんで。
前作が4話収録だったのに対し今作は二倍の8話+おまけ!
表紙はいつもの友人に描いていただきました。
お値段は99円予定。

前作が神のいたずらで想像よりも読んでいただけたので、今作はその半分くらいの方に読んでいただけたらなぁと思っております。
それもきついかもですが、目標は高くということで。

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