一週間ぶり?くらい。
十千しゃなおです。
この間のやつに引き続きまして、第一回十千しゃなお大賞の発表をば。
案の定面倒くさくなったので、ガールズバンド部門のみの発表になります。



第一回十千しゃなお大賞 ガールズバンド部門にノミネートされたバンドはこの4組になります。

・SHISYAMO
三年連続のノミネート。今年は紅白歌合戦への出演も決めており、その知名度は紛うことなく全国レベル。当代最も成功しているガールズバンドと言っても過言ではない……というか、事実そうです。
三年連続のノミネートということで「まーた安直なやつだー?」と思われる方もいるかもしれませんが、今回のノミネート理由はずばり進化です。最新のアルバム[SHISYAMO4]と前作[SHISYAMO3]を聞き比べると、明らかに楽器の音がよくなっており、サウンド面でのパワーアップが顕著ではなかろうかと。素人なので、機材が変わったのか技術が上がったのかはわかりませんが、既に売れていたにもかかわらず、こういった向上心の成果を見ることが出来ると好感が持てるのではないでしょうか。
そんな彼女たちの十千さん的今年のオススメはこの三つ。
[音楽室は秘密基地]
[きっとあの漫画のせい]
[好き!好き!]

特に音楽室は秘密基地はめーっちゃ好きですね。すごい詩だなって思いました。

とある町に引っ越してきた私。転校先の学校に馴染むことが出来ず、うるさい男子たちや同じ面子で固まってばかりの女子たちを不満に思いながらも、声をかけることの出来ない自分への自己嫌悪で憂鬱な日々。そんな日常を変えたのは、音楽室から聞こえてきたピアノ音色。どこかで聞いたことがあるメロディーに誘われるように、音楽室へと向かうと……。

と、まぁこんな感じの歌詞なんですが、何がすごいかっていうと、このあとのサビ。
「はじめまして。ピアノ好きなの?」
第一声がこれですよこれ。いや、すごく美しくないですか? この一言だけで、私がどんな表情をして音楽室へやって来たのか想像出来ますし、ピアノを弾く先生の優しさと人当たりのよさがわかりません? そりゃあれですよ。私も懐きますよね。出会い頭に「はじめまして。ピアノ好きなの?」って微笑まれたら。正直このフレーズのためだけにこの曲は書かれたんじゃないかなぁ……ってくらい綺麗な歌詞でした。

・Hump Back
初ノミネート1組目。スリーピースのガールズロックバンドなのですが、昔どこかで名前を聞いたことが……って人、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。このバンド、一番最初にチョロッとガールズバンド界隈で話題になったのって2013とかだったんですよね。なんですけど、そこからメンバーの脱退やら加入やら脱退やら色々あって……まぁ、立派な言葉でいうと雌伏の時って感じでしょうか。そんな期間があったので、正直十千さんも忘れちゃってたんですよね。去年1stミニアルバムが出ていたなんて全然知りませんでしたし。だから、最近発売された2ndミニアルバムを買ったのは完全なる偶然で、とても喜ばしい再開になりました。
SHISYAMOと同じようにオススメ曲を三曲あげるなら、
[チープマンデー]
[星丘公園]

[サーカス]

 
でしょうか。一番好きな[チープマンデー]の動画はありません。残念。

・FINLANDS
初ノミネート2組目。こちら2人組のガールズバンド。ギターボーカルとベースの2人だけ。あとはドラムやらサブギターやらなにやら、曲によってサポートメンバーを入れてやる感じの構成になっています。
なんといっても特徴的なのはボーカルの高さでしょうね。これはもう高いってレベルじゃなく、いや今もう声帯ぶっちぎれたでしょ?ってレベルで、正直、正直、一部の曲は相当うるさいです。このバンドにとっつきにくさがあるとすればこれでしょうね。でも、癖になる人は癖になる声……なのかもしれません。
そしてそして、ボーカルの高さにばかり目がいって隠れがちですが、個人的にはメロディアスでありながらも優しいベースが最大の特徴なのかなって思います。もしかしたらわざとベースが聞きやすい感じにミックスしてるんでしょうかね?気づいたらベースの心地よさに耳を奪われてしまいます。気になるけどボーカルがちょっと……という方はベースを意識してみるといいかもしれません。
そんな彼女たちのオススメ三曲は、
[月にロケット]

[オーバーナイト]

[Hallo tonight]
でしょうかね。この三曲は十千さんが好きっていうのもありますが、あんまりボーカルがキンキンしていないので初心者?にもオススメな感じです。

・ねごと
2年ぶり二回目のノミネートはねごと。来ました、十千さんをガールズバンド界隈に引きずり込んだ4人組ガールズバンドが。いや、もう、あれ、あれですよ。ちょっとこのパートは長くなるかもしれません。色々いいたいことあるんで。
まず、今年の二月に[ETERNALBEAT]ってアルバムが発売されたんですよね。2年ぶりくらいのアルバムですよ。そりゃあ期待しますよね。前作[VISION]は十千さん的2010年代最高のアルバムってくらいの出来でしたから、なおさらでしょうよ。ウキウキで初回限定版買いましたよ。なんか曲数もそっちのほうが多かったので。で、まぁ家帰って聞くじゃないですか。まず最初に思ったのが「……?」ですよ。ガールズバンドのアルバムを買ったのに、全然バンドって感じじゃないというか。全体的にエレクトリカルというかクラブ的というか。いや、わかってますよ。ねごとの魅力は音楽性の幅広さだっていうのは。わかってはいるんですけど、なんだろう、その音楽性の幅広さっていうのはバンドとしての幅広さであって、今まではちゃんと「これはガールズバンドのアルバムです」って言えたんですけど、[ETERNALBEAT]は「これはバンドじゃなくてもよくない……?」って思っちゃったんですよね。クラブ系の音楽があまり趣味ではないというのもあって更に。極めつけは、[カロン]や[シンクロマニカ]や[黄昏のラプソディ]といったねごとを代表する名曲たちがエレクトリカルにアレンジされた初回限定版封入disc。そういう音楽の知識があったり、好きな人からしたら、もしかしたら評価高いのかもしれません。超クールなのかもしんないですよ? 近くにそういう人いないのでわかんないですけど。ただ、十千さんはこういうジャンルが趣味ではなかったので、「初回版買わないほうがよかったかも……」って思いました。
いや、今聞いてみると面白いアルバムだなって思うんですよ。アレンジ曲以外。なんですけど、なんていうかあれですよね。知らず知らずのうちに普遍性を求めていたというか。大雑把にいうと変化を受け入れられなかったんですよね。
という経緯があったので、ねごとが年内にもう一枚アルバム出すと聞いても、正直、期待よりも不安のほうが大きかったです。もし、[ETERNALBEAT]と同じ感じだったら、もうねごとのアルバムは買わないんだろうなって思っていました。
そんな状況で発売された最新アルバム[SOAK]。
いやー、よかったですねー。
路線的には前作[ETERNALBEAT]の路線を継続してるんですけど。もしかしてと思って[SOAK]を聞いたあとに[ETERNALBEAT]も聞いてみました。そうしたら、発売当初と違って普通にアルバムを楽しめたんですよね。
そこで気づきました。あ、これは[ETERNALBEAT]の前のアルバムが[VISION]だったせいで、過小評価しちゃってるんだなって。
そういうのよくないってわかってはいたつもりだったんですけどねぇ。変化の好き嫌いと、その作品の評価は別であるべきって。いや、もちろん、作品とその作品の情報を結びつけて評価するっていうのも大事だとは思うんですけど。んー、説明しづらいですね……。好きになる可能性を増やしたいって表現すればいいんですかね? 好きはいっぱいあったほうが楽しいですし。嫌いがいっぱいよりもずっときっと。
そんなわけ?で今年のオススメ三曲は、
[ALL RIGHT]

[WORLDEND]
[アシンメトリ]

です。


というわけで、ノミネートから大賞を決めたいところなんですけど、そろそろ夕飯を作りたいので発表だけ。
大賞はHump Backですおめでとうございます。
えー、多分もう年内最後のブログですね。メリークリスマス&ハッピーニューイヤーでよいお年を。
それではそれでは。